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片山嘉子さん

由比宿東海道あかりの博物館館長

2015年3月7日号掲載

「明かりの歴史と文化を伝えたい」
夫の遺志を継ぎ、博物館を再開

JR由比駅から薩多峠の方向に、旧東海道を歩いて行くと、「由比宿東海道あかりの博物館」があります。

「ここは江戸から昭和の灯火具を展示しています。どれも保存状態が良く、今でも明かりがともせます」と柔らかなほほ笑みで迎えてくれたのは、館長の片山嘉子さんです。

同館は、夫の光男さんが、全国の骨董(こっとう)市で収集した約3000点の中から、約1000点を選び、平成8年に開館。当初から運営に携わってきた嘉子さんは、展示品の説明をするために、懸命に勉強したそうです。残念ながら光男さんは昨年9月に亡くなり、嘉子さんは夫の意志を引き継ぎ、今年1月に運営を再開させました。

「たいまつから、燭台(しょくだい)、あんどん、ガスランプ、電灯まで、明かりの歴史を追うと、暮らしの変遷が見えてきます。折りたたみ式の携帯用燭台や、影絵が写るあんどんなど、日本人ならではの工夫が生きた貴重な品もあり、興味深いですよ」。

電灯を消して、あんどんの明るさを実感させたり、火打ち石体験をさせたり、丁寧な説明は約40分間。若者には新鮮で、年配者には懐かしい体験は、楽しいと大好評です。

「夫はここからちょうちんで薩多峠を目指す、“提灯(ちょうちん)まつり”をやってみたいと話していました。いつかは実現したいですね」。ぜひ、親子で行きたい博物館です。

小林かおり記者
かたやまよしこ
電気関係の会社を営んでいた夫と二人三脚で、「由比宿東海道あかりの博物館」を運営。「今も、ここにいると主人と一緒にいる気がします。夫が情熱を傾けた博物館を、ぜひ多くの人に見学してほしい」
開館は午前10 時〜午後3 時。入館料は高校生以上500 円、中学生以下200 円(大人同伴の場合は無料)、月曜休館(臨時休館あり)
問い合わせ
TEL 054(375)6824
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