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清水玲子さん

「食育サークル『つる屋』」代表

2015年8月22日号掲載

「在来作物」の可能性について考え、
「種」を残すために、役に立ちたい!

「『在来作物』に興味を持ったのは、静岡市の在来作物を紹介する番組を見て、地域資源になると感じたからです」と話すのは、「食育サークル『つる屋』」代表の清水玲子さん。

在来作物とは、昔からその土地にあり、大切に守られてきた独特の農作物のこと。

「かつてはその地域の何軒かの農家で作られていたものでも、収穫量が少ない、形がそろわない、病気に弱い、味が安定しないなど、それぞれの理由で、作られなくなり、限られた農家だけが栽培。流通にもあまり乗らないので、気付かれにくい存在となりました」

探せば地元・焼津にもあるのでは?と考え、祖母が愛したシロウリ、知人が作るショウガ、サトイモやワケギなど、口コミを頼りに在来作物の定義に合わせ、静岡での第一人者・静岡大学教授の稲垣栄洋さんに相談。9種類見つけました。「見極めの決め手は、農家のお話。代々いつごろから、どのように作って来たのか?作物の特徴や、農家のこだわり、時代背景まで一つ一つ聞いて行く中で判断します。話を聞くだけでワクワクしますし、どんな味だろう?と考えるとなおさらです」。

『在来作物』は地域資源です。一軒の農家が作る量には限りがあり、広く販売もできませんが、一つでも多くの『種』が残っていけるように支援していきたいです。『うちの野菜も在来作物?』と思うものがあったら、声を掛けてみてください」

青陰悦子記者
しみず れいこ
焼津市在住。「地元野菜をおいしく食べよう!」と活動する「食育サークル『つる屋』」代表。野菜ソムリエ。食生活アドバイザー3 級。
現在、確認済みの焼津の「在来作物」は、高草紅茶、小浜シロウリ、三右衛門芋、中新田の地ネギ、志太糯(もち)・大井川ショウガ、大富芋、大富ワケギ、与惣次ネギの9 種
■清水さんへの連絡はe メールで。
e メール/ torobako2010@yahoo.co.jp
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