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田宮話子さん

日本画家

2015年9月26日号掲載

華やかな衣装の力強い女性美描く
10 月3 日から藤枝で個展開催

日に焼けたふくよかな肌に、凛としたまなざしの女性たちが、おおらかな生命力を放つ日本画の数々。「私にとって、女性≠ヘずっと追い求める題材。男性に好まれそうな色白で線の細い女性ではなく、同性が美しいと感じる大人の女性を描きたい」。そう語るのは、日本画家であり、常葉大学造形学部准教授としても活躍する田宮話子さんです。

作品で目を引くのは人物の魅力はもちろん、大胆な花柄の衣装や、背景となる果樹や草木などの独特な形と華やかな色合い。「私が引かれるのは、東南アジア系の女性たち。季節や国籍などの情報は排除して、非日常の楽園に佇む女性を描いています。力を置くのは顔と手。手の位置や動きで表情が生まれ、人物が生命を帯びる瞬間が楽しいです」。

画家の心境の変化は作品に投影されるものですが、ここ数年、画風に変化が生まれているそうです。「私の絵は具象と抽象の間に位置するのですが、東日本大震災以来、女性の表情がやや具象的になり、『東方の庭』をモチーフに加えるようになりました。画家としては円熟期となる年齢を迎え、これから10年で代表作と言える大作にも挑戦したい。舞踊などの動きのある、等身大の女性を描いてみたいですね」。

10月3日(土)〜14日(水)、藤枝市のギャラリー未来で「田宮話子日本画展」を開催。「美しい女性像」に会いに¥oかけませんか?

小林かおり記者
たみや わこ
静岡市在住。女子美術大学で版画を学ぶ中、日本画の魅力を再認識。卒業後、働きながら勉強し、東京藝術大学に入学。大学院まで日本画を学ぶ。
「作品を身近で見られるギャラリーでは、岩絵の具の発色や質感をぜひご覧ください」。
ギャラリー未来(藤枝市岡部三 輪646-11)
TEL 054(667)5500
「田宮話子日本画展」10月3 〜 14 日(8・9 日は休廊)
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