vol.29 静岡市清水


 ずんどう焼 

 清水ではちょいと評判、と知人が教えてくれた「ずんどう焼」。名前の面白さにひかれて早速訪ねてみた。お店は、興津の旧道を清見寺を過ぎてしばらく東へ、しずおか信用金庫の角を左折して右手にある。
 可愛いつくりの店先で、堀池昇司さん・明美さんご夫婦が焼いている。ジャンルで分ければ人形焼き。ウエストにくびれがないからずんどう焼?と聞いてみた。
 「うちの前の通りが甲州道、身延街道。それが東海道にズドンとぶつかるちょうどその辺りに、料理屋さんがあってね、ズドンと突き当たるからずんどう亭って呼ばれててね。今は昔の話だけど、その名前を付けたんですよ」とご主人。
 もともとお菓子屋さんやパン屋さん相手の餡こ屋さん。今でも店の奧では餡を製造しているけれど、ずんどう焼は年を取っても続けられる、夫婦二人の商売にしたいと8年前にスタートさせた。
 「地味でも長く続けたいから自信をもてる味にしたくて」と、出来合いのミックス粉は使わずに、自家配合。ちょっとこだわったとおっしゃる。けれど、味を決める試行錯誤はほぼ一年にわたったらしい。出来たてを買いに近所の大人も子供も寄ってくる。一つひとつおいしく焼き上がったずんどう焼は、仲良しご夫婦ならではのほのぼのとした良い味がする。

店名/ずんどう焼本舗
住所/静岡市清水興津
   中町275-12
営業時間/11:00〜20:00
     月曜定休
TEL 0543(69)0501


(04/11/27号掲載)


▲ぎっしり詰まった中身は小倉、クリーム、ツナ、キムチの4種類とユニーク。キムチは本場韓国から知人のツテで取り寄せている。冷めたらレンジではなくトースターでカリッと焼いていただくのがおすすめ。1個60円

取材&写真/Team A*K


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