9月9日、第2回ことのは塾を開講しました。塾長の平野雅彦さんに、この日もことばにこめられたさまざまな意味を説明していただきました。
「私たちの生活の中には、いまも歴史や“ことば”が生きています。私たちはもっと昔から培われてきたもの、日本のことを知るべきだと思いますね」。ことばのもつ力を知るにつれ、プロジェクトメンバーたちの“静岡・冠ことば”誕生へかける思いが強くなっていくように思えました。
そして、3グループそれぞれの活動状況が報告されました。「この短期間に、よくこれだけのアプローチができたと驚いています」と平野さんを言わしめた、各グループの取り組みとは?
冠ことばを探すことは
静岡を見つめなおすこと
生物学的な視点も交え“静岡の進化”を目的に、冠ことばを模索するのは北村組。「静岡が変わるためには、静岡の良さを市民が再認識すること。その一方、静岡に欠けている要素を探し、投げかけることが大事では」と指摘。冠ことばにつなげるテーマには、自然、出会いと交差の場所、伝統、歴史、気質などをあげ、ことばを醸成させていく方針とか。
最も幅広い年齢層が集まった村井組では、その特性を生かし、それぞれの感性から静岡のイメージを表わすワードを発表しあうことからスタートしたということ。
「意見を分類した結果、人の雰囲気、街、自然、文化などに意見が集約される方向に。さらに漢字に注目し、イメージを漢字一文字で表わすとどうなるかなど、さまざまな試みをしています」
一方、中台組は「冠ことばをつくる時に、視点を現在と未来のどちらに向けるか、外と内のどちらに向けて発信するかなどを議論しています。最もこだわるべきは、静岡ならではの個性に着目すること。ことばとしてのリズムが美しいことも大切だと考えています」。
11月には各グループから、冠ことばの候補作と、今後の活用案が出される予定。ますます期待が高まります。
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▲北村組
社会人二人と、学生三人で構成されるグループ。冠ことばを生み出すための方向性と方法を論理的に考え実践しようと、熱心に活動
▲村井組
社会人三人と学生二人で構成。ミーティングのたびに一人10のワードを考えてくるなどの課題を設定。意欲的な姿勢が印象的

▲中台組
社会人二人と学生二人で構成。「ほのぼの」「のんびり」など、静岡人気質を表わす言葉の背景にあるものは何か、焦点のしぼりこみにかかる
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