| 「家康という人物は“狸おやじ”かと思っていましたが、大政治家だったんですね。静岡人は大御所時代を、もっと誇りに思わなければ」。説得力ある話の主は、いよいよ今年開催の「大御所家康公駿府城入城四百年祭」(以下、大御所四百年祭)の運営を担当する小田巻正敏さんです。
晩年を駿府で過ごした大御所時代、家康公はここ静岡から見事な外交政策や経済政策を次々に実行。駿府に先進的な城下町を実現させました。「その家康公の功績を学び、政令指定都市となった新生静岡市の今後の街づくりを市民と共に考え、全国にアピールする−それが目的です」。
さて気になる具体的な内容は?「ある一定期間のみ開催する博覧会のようなものではなく、一年に渡ってさまざまな催しを開催し、将来につなげます」。
たとえば3月に「大御所シンポジウム」、5月に清水区で朝鮮通信使四百年を記念した再現行列など。そして10月には駿府公園で「大御所スタイルフェスタ」を開催。昔の料理の再現メニューや光と音と映像による演出が登場するなど魅力もいっぱいです。「一方では市民が企画運営する事業もあり、予想以上の参加申し込みに市民の意欲を感じました」。
1月にはホームーページも開設。家康公の偉業はもちろん、イベント内容を全国に発信します。「県外の人も静岡市に足を運んでほしい」。楽しみな一年に、ぜひご期待を。
(小林かおり記者)
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