| 「きっかけは、時代劇の結婚式だったの。昔ながらの自宅でする結婚式、いいわよね。柏屋でやったらステキよね」と話すのは、岡部宿大旅籠柏屋内で、和食処の女将をする山内裕美さん。常連のお客さんと、この話で盛り上がり、「いいねえ」「昔はみんなそうだったよ」「僕も実家でやったんだよ」「何か手伝うよ」など、うれしい反響ばかり。
初めは夢のような話と思っていたのが、「昔ながらの結婚式を柏屋で見られたら来館者も喜ぶのでは」とか、「地元の美容院に着付けの協力も得られそう」とか、「みんなで手伝えば思い出深いものになるのでは」など、だんだん実現できそうな雰囲気に。そこで、結婚式のために、柏屋の広間を使わせてもらえるか、柏屋の館長や、岡部宿まちづくり協議会に相談。一人の小さな夢が、ついには、みんなの「大旅籠柏屋・結婚式プロジェクト」に成長。歴史的価値のある大旅籠柏屋の新たな名物になりそうです。
結婚式の内容は、近くの町内会館で着付けをしてもらい、柏屋まで花嫁行列。式のメーンは、柏屋主屋の大広間で行われる「三三九度式」。中庭での記念撮影や祝賀会、和食処での会食・披露宴も可能。一般来館者にも観覧、祝福してもらう趣向で検討中です。
「昔ながらの結婚式を挙げてみたいカップルはいらっしゃいませんか?手伝ってくださるスタッフも募集中です」と山内さん。
(青陰悦子記者)
|