| 創業嘉永4年、焼津港そばの老舗「下田楼焼津ホテル」。「天然黒潮温泉かけ流しの温泉でゆったりしてもらい、庶民的でだれもが楽しめる“寄席”をホテルで開催できたら…と思いついたのがそもそもの始まりです」とは、同ホテルの女将・清水由子さん。
その熱意に打たれたはとこが知人の三遊亭鳳楽師匠に依頼。そして5年前の夏に実現。以後、“三遊亭鳳楽独演会”として年2回、夏と冬に「焼津ホテル寄席」の開催です。
恒例となった今年の初笑いは2月25日(日)。今回10回目を迎えます。「ラジオでもおなじみの三遊亭鳳楽師匠といえば、五代目、三遊亭円楽師匠の総領弟子で古典落語の本格派。落語好きな人を始め、今では毎回楽しみにしている常連さんや、泊まりで家族そろって来る人もいます。“次回の案内を待ってるよ”と声を掛けて帰るお客さんも」と清水さんはうれしそうに話します。
「本物の落語を生で堪能できる。私も仕事の合間をみて聞けるときがあるのですが、その空間にいるだけで落語の世界に引き込まれるというか、情景が浮かぶというか…」。食事付きの場合は、老舗ならではの旬のものや地元の食材を使った料理長オリジナル料理が満載の松華堂弁当も楽しみです。
「落語は二席。最後に毎回いろんな景品が並ぶ 抽選会もあり、こちらも大人気です」。笑う門には福来る、一年でありますように!
(南條亜紀子記者)
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