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地元への恩返し、経験を生かした 子どもの創造性を育む教室を開講

パッケージデザイナー 杉村敏男さん


 テレビCMでおなじみ、伊藤園の「お〜いお茶」。商品名の響きとともに、個性溢れる文字を思い浮かべる人も多いことでしょう。あの文字とパッケージをデザインしたのが、杉村敏男さんです。
  「商品の特性と商品名のイメージを生かした“書”とは違う筆文字=カリグラフィーというデザイン文字で表現しました」。杉村さんが手がけた作品は地元の田丸屋、佐藤園、清水食品。そして丸美屋、資生堂、カネボウ…。
  約30年にもおよぶ広告・デザイナー業界での活動の中で、19年間、東京都のデザイン専門学校講師も経験。「生徒との対話や環境を知る中で、幼い子どもたちの感性や親子関係に危惧を感じて…」。
  そこで、「本来、子どもたちの頭脳は無限の可能性を持っている。デジタル化の進む現代社会だからこそ、創造性と柔軟な頭脳が求められるのでは」と、地元への恩返しの意味を込めてこのほど静岡市内に「クリエイティブ教室」を開講しました。
  絵やデザインを描くことに加えて、素材を生かした自由な発想を大切にするこの教室。「子どもだけでなく、大人も自由な発想で創造力を働かせて欲しい。その楽しさが知らず知らず親子関係や子どもの成長に大きな影響を与えることに」。
  「好きになれば続け、続ければ自信となり、才能を生かす方法も見つかる。それはみんな違っていいはず」とも。
  創造性が夢の第一歩を導いてくれるかも。
(南條亜紀子記者)


プロフィール
すぎむら としお
藤枝市出身。(社)日本パッケージデザイン協会会員。日本はもとより、ニューヨーク、中国、韓国での展覧会やパッケージデザイン界で数々の賞を受賞。「木の箱」六耀社刊など著書多数。兄は藤枝在住の石彫家、杉村孝さん。「クリエイティブ教室」には、こども教室と大人のための教室が。問い合わせはTEL:054(270)3150FAX:054(270)5141info@n-designing.com(ニュートラル/大石さん)


(07/06/09号掲載)


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