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障害を持つ人が社会へとつながる架け橋となる場を作りたい

グループショップぱれっと 川口史子さん


 授産施設や作業所などでつくられた授産製品コンクールで、静岡県健康福祉部長賞を受賞した「楠の防虫ブロック」。これを作ったのは、精神障害者の社会支援、社会参加をサポートする作業所「グループショップぱれっと」です。
  所長の川口史子さんは長年、引きこもりなどの問題を抱える人をサポートする「寺子屋おーぷんどあ」の相談員として、地域の中で活動を続けてきました。そして、平成17年、知人の紹介を受け同作業所の所長に。
  しかし、そこで実感したことは、精神障害者に対する社会的支援が立ち遅れているという現状でした。「親だけでなく、障害者自身が社会に受け入れ先はない、働くことはできないとあきらめている部分があります。でも、そんなことはないよ、もっと社会に出てきて、自分に合う場所があるんだよと伝えたい。働くことが自信につながり、喜びを得ることができる」と、川口さん。「彼らが社会とつながる架け橋を作ることができたらと思っています。少しずつ、ゆっくりでいいんです。まだ社会とつながりを持てないでいる一人一人に『あきらめないで』とメッセージを伝えていきたい」。
  現在は、作業所を障害者支援法による障害福祉サービス事業所に移行するために、奮闘中。「体制を整えてしっかりした受け皿になっていきたいですね」と優しくも力強い笑顔が印象的でした。
(長谷川史記者)

プロフィール
かわぐち あやこ
静岡市清水区在住。「グループショップぱれっと」所長。手にしているのは、市民グループ「プラムフィールド」との協働事業で製作、販売している「楠の防虫ブロック」(200円)。衣装ケースに2〜3個が目安。香りが無くなってきたらサンドペーパーでこすればOK。どんなに小さくなっても使える、天然の防虫剤。問い合わせは同作業所へTEL:054(200)1888


(07/07/21号掲載)


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