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家康公の大御所時代を見直し、静岡をもっと好きになろうと展開される大御所四百年祭。このイベントが、ある市民団体の働きかけで実現したことをご存じですか。それが「駿府静岡歴史楽会」です。
「現在、大御所四百年祭の歴史専門員を務める黒澤脩さんの講演を2年前に聞き、大御所の駿府入城400年の節目に、静岡市でも記念イベントをしたいと、市民が立ち上がったのです」とは、事務局長の高島寛之さん。「まさか、これほど大イベントになるとは」と笑みを見せます。
大御所四百年祭では、市民団体による企画イベントを募集。駿府静岡歴史楽会では、7月に小学生向けの「駿府大御所探Q帳」を発行したほか、今後5本ものイベントを計画。「たとえば8月に講演会と史跡めぐり、10月は“しずおか検定”と大御所時代の食の再現。11月には当時の音楽を再現する音楽祭を開きます」。たてつづけの企画は、会員の熱意からどんどん派生して生まれてくるとか。
「約80人の会員は、さまざまな専門知識や能力をもっています。事務局長として、そうした人の力を集め、あわせて、大きな波にしていくことにやりがいを感じる」と高島さん。
「駿府は当時、日本の首都。この歴史を、静岡の子どもや若者に、全国に発信したい。そしてイベントを一過性のものとせず、歴史博物館の実現などにつなげたいですね」。同会のイベントに注目です。
(小林かおり記者)
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