| 「幼いころ、隣家から芸者さんたちの三味線や唄が聞こえてきて、その環境が私にリズム感を身につけさせたのかも。大学卒業後、帰静し、昭和32年、静岡国体開会式の“マスゲームちゃっきりぶし”の振り付けを担当。今の道に進むきっかけに」と語るのは、静岡まつり技の会デモンストレーターで竹千代キッズ特別指導講師の内山房子さんです。
「そもそも“ちゃっきりぶし”は、静岡電気鉄道(今の静岡鉄道)がPRソングとして民謡風に作製。地元の芸妓衆がお披露目したのです」。その踊りには、とても慣れ親しんでいたとも。「だから静岡まつりのために編曲された`平成ちゃっきり節aの振り付けは、まったく違うイメージに」と言います。平成8年早々にできた曲に合わせ、一週間で振り付けを完成させました。
近年は、中国浙江省の「杭州世界レジャー博覧会」やサンフランシスコ「さくらまつり」に招待され、国際親善の一役を担うことも。
作詞は北原白秋。昭和2年に狐ヶ崎遊園地開業記念につくられた「ちゃっきりぶし」が 80歳を迎えたお祝いの集いが10月8日(月・祝)に開催されます。
「第一部は、静岡と清水の芸妓連の“正調ちゃっきりぶし”、昭和の“マスゲームちゃっきりぶし”、現代の“平成ちゃっきり節”を見ることができます。第二部は、北原白秋の童謡などが楽しめます」と内山さん。秋のひと時を過ごしませんか?
(南條亜紀子記者)
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