| 2月に静岡市中心街で4日間にわたって開催された「2008静岡おでんフェスタ」。2回目の今年は、40軒が屋台を出し、青森や姫路など県外のおでん店も出店。市内外から延べ33万人が訪れ、にぎわいました。
B1グランプリの出場を決める「おでんバトル」も同時開催され、14店が参加。優勝したのが、「海ぼうず本店」。JR静岡駅から徒歩約2分にある居酒屋です。
これを機に「店の入り口横に、静岡おでんのテイクアウトコーナーを作りました」と爽やかな笑顔で話す、同店店主の末吉慎太郎さん。コーナーには「静岡おでん音頭」が流れ、直径1.2mの特注の大鍋でコトコト煮込むおでんのいい香りが店外まで広がります。
「今回は、新メニュー“半熟玉子”を開発。昨年の経験を生かし、もっともおいしい状態でより多くの人に食べてもらえるように、努力し工夫しました」と末吉さん。
お客さんのリクエストをヒントに約2週間かけてレシピ作りをした半熟玉子は、使用器具や温度管理に秘密が。
「5時間煮込むのに、弾力のあるやわらかい白身ととろ〜り半熟の黄身。しっかりダシ汁がしみこんで…」
今秋開催の福岡県久留米市でのB1グランプリ。「味の研究もして、駄菓子屋で食べる感覚の静岡おでんのおいしさを、食文化の魅力として発信、伝え広げてくることができれば」と、末吉さんのことばは頼もしく響きます。(南條亜紀子記者)
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