| 「静岡は、世界に誇れるモノづくりの街。さまざまな産業が集積し、豊富な経験と知識を蓄える文化を持つ」とは、静岡を拠点に活動するデザイナー、日原佐知夫さん。
美大卒業後、多くのフリーデザイナーが活躍する家具産地・静岡に強い関心をもち移転。1993年に「創造意匠」を設立。家具をはじめ工業デザイン全般を手がけています。
先ごろ東京で行われた`ウッディフロンティアしずおかa((財)静岡産業振興協会主催)では、プロデューサー役を務めました。
「今回は、モノづくりの街・静岡から世界へ発信する“つなぐデザイン"をテーマに、県内家具メーカー11社と全国のデザイナーとが協働し開発した木製家具を発表しました。静岡家具の新しい姿を発信できたのでは」
「鏡台の静岡」といわれる製造技術を生かした、ライフスタイル提案型の洗面化粧台開発や富士山デザインプロジェクトの立ち上げにも尽力しています。
「2000年ごろからミラノ、パリ、ニューヨークなどの家具デザイン展に出展。高い評価をいただき、現在は招待デザイナー」。その作品は、日本の文化と西洋の中間にある心地よさを主体にした「Monaka」「Obi」などユニークな名前です。
「モノや空間に人と人を結びつける役割を果たすデザインを、静岡から世界に通じる日本スタイルとして発信したい」と、熱い思いが進化していきます。
(南條亜紀子記者)
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