![]() |
|
「独自性を生かしながら新しい試みを」90周年迎えたしにせののれんを守る
|
|||
|
静岡中島屋ホテルチェーン 社長 鈴木洋一郎さん |
|||
![]() 昭和23年、静岡市葵区生まれ。昭和46年に博報堂入社。49年に実家に戻り、家業である静岡中島屋ホテルチェーンに入社。以後、取締役、専務を経て、平成5年に第4代社長に就任。家族は妻と一男一女 |
「中島屋」ホテルチェーンは、今年創業90周年を迎えました。3000部発行した記念誌を長年の顧客や関係者に配ったところ、「懐かしい」「思い出深い写真が載っていた」と非常に好評だったそうです。一方でホテル業界を見わたすと、近年は低料金を売り物にするビジネスホテルが続々とオープンしており、しにせといえども激しい競争にさらされています。社長の鈴木洋一郎さんに、100周年に向けた意気込みをお聞きしました。
とりわけここ数年のターゲットは、家庭の財布を預かる女性。「女性客は気に入れば必ず、次のお客様を連れてきてくださいます。女性の心をつかむため、ホテル内レストランでお総菜テイクアウトを始めたり、デザイナーズ・ルームを設置したりしました」。いずれも首都圏のホテルでは普通に行われていることですが、県内では中島屋が先駆けになりました。 とはいえ、「東京のやり方を静岡に持ってくるだけではダメ。静岡の文化を生かしながら新しいものを取り入れなければ」と、中島屋ならではの独自色を出すことを忘れてはいません。伝統と新しさが絶妙に調和しているところが、中島屋が長く愛される理由なのでしょう。 「90年は通過点。3ケタになってこそ本物です。その節目に向けた新展開を考えてはいますが、新しいことを始めるのは大変。まずは今の事業を大切にし、足固めをすることが先決だと思っています」 「趣味は仕事」と言い切る仕事人間だけに、100周年に向け、伝統を守りながら新しいものを生み出すという難題に、楽しみながら取り組んでいます。 |
||
(06/12/02) |
| Copyright (c)2001 Shizuoka Living Newspaper Network, Inc. All rights reserved |
このサイト内で使用されている 写真・イラスト・文章の無断転載はできません。 お問い合わせは「Lウエーブ事務局」へどうぞ。 |