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「独自性を生かしながら新しい試みを」90周年迎えたしにせののれんを守る

静岡中島屋ホテルチェーン 社長 鈴木洋一郎さん


 
昭和23年、静岡市葵区生まれ。昭和46年に博報堂入社。49年に実家に戻り、家業である静岡中島屋ホテルチェーンに入社。以後、取締役、専務を経て、平成5年に第4代社長に就任。家族は妻と一男一女
 「中島屋」ホテルチェーンは、今年創業90周年を迎えました。3000部発行した記念誌を長年の顧客や関係者に配ったところ、「懐かしい」「思い出深い写真が載っていた」と非常に好評だったそうです。一方でホテル業界を見わたすと、近年は低料金を売り物にするビジネスホテルが続々とオープンしており、しにせといえども激しい競争にさらされています。社長の鈴木洋一郎さんに、100周年に向けた意気込みをお聞きしました。

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「同窓会は中島屋で」
6人からのお得なプラン

青春プラン:1人6000円/洋中盛り込み料理とフリードリンク
まなびやプラン:1人8000円/和洋中華盛り込み料理とフリードリンク

3大特典
(1)幹事打ち合わせのため会議室2時間無料(1回、10人まで)
(2)ホテルが事務局を代行(1人262円)
(3)宿泊料金10%割引
予約・問い合わせ
静岡グランドホテル中島屋
TEL:054(253)1151


 「祖父からは、広く多くのお客様を相手に商売しなさいと教えられました」。県内屈指のホテルチェーンのトップになって14年目。脈々と築かれた伝統を受け継ぐ一方、時代に合わせた新しい試みを取り入れることに力を注いできたといいます。
 とりわけここ数年のターゲットは、家庭の財布を預かる女性。「女性客は気に入れば必ず、次のお客様を連れてきてくださいます。女性の心をつかむため、ホテル内レストランでお総菜テイクアウトを始めたり、デザイナーズ・ルームを設置したりしました」。いずれも首都圏のホテルでは普通に行われていることですが、県内では中島屋が先駆けになりました。
 とはいえ、「東京のやり方を静岡に持ってくるだけではダメ。静岡の文化を生かしながら新しいものを取り入れなければ」と、中島屋ならではの独自色を出すことを忘れてはいません。伝統と新しさが絶妙に調和しているところが、中島屋が長く愛される理由なのでしょう。
  「90年は通過点。3ケタになってこそ本物です。その節目に向けた新展開を考えてはいますが、新しいことを始めるのは大変。まずは今の事業を大切にし、足固めをすることが先決だと思っています」
 「趣味は仕事」と言い切る仕事人間だけに、100周年に向け、伝統を守りながら新しいものを生み出すという難題に、楽しみながら取り組んでいます。
(06/12/02)

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