国内外の注目集める新空港。アジアと結び、地域活性化につなげたい

富士山静岡空港 社長 吉岡徹郎さん


 
昭和42年、静岡県に採用。環境部長、企画部長などを経て、平成13年から財団法人静岡国際園芸博覧会協会の会長代理として、16年開催の「浜名湖花博」を成功に導く。18年2月の「富士山静岡空港」発足に伴い、社長に就任
 計画から20年余り。待望の「富士山静岡空港」の開港まで、あと1年3カ月となりました。今月中にはターミナルビルの工事が始まる予定です。空港ができることで、何が変わり、私たちにどんなメリットがあるのでしょう。ターミナルビルや空港施設の管理・運営を担当する民間の会社「富士山静岡空港」の社長、吉岡徹郎さんに聞きました。


NEWS


富士山静岡空港
開港までのスケジュール

平成19年12月
  ターミナルビル工事開始
平成21年 1月
  ターミナルビル完成
平成21年 3月
  富士山静岡空港開港


空港の現状は、ビジターセンターや展望台からいつでも見学できます。年末年始を除く毎日開館、午前9時〜午後4時(展望台は5時まで)

TEL:0547(38)5788


 能登、北九州、神戸…。近年、地方に新しい空港が次々と誕生しています。そして平成21年3月には、富士山静岡空港が。
  「静岡も含め、計画当初は『なぜこんな便利なところに空港が必要なんだ』と言われたものです」と、吉岡さんは苦笑します。しかし一方で、「空港は国内だけを見ているわけではありません。これからはアジアの時代。地方都市とアジアを結ぶことで、地域の活性化につながる。それが空港開港の最大のメリットなのです」と強調します。
  実際、開港まで一年余りの現在、韓国のアシアナ航空、日本航空、全日空が就航を正式表明。地方空港の場合、就航決定は開港の数カ月前になることも少なくないそうで、「一年以上前の就航決定は、異例の早さ」ということ。「富士山静岡空港は、国内のみならず海外からより大きな注目を集めている、稀有(けう)な空港なのです」。
  さらに、開港が近づくにつれ、県民の盛り上がりも感じているようで、「有志で組織する『一番機に乗る会』の参加者は、既に一番機の定員を大きく上回っています。一番機を何回も飛ばさなければ、全員が乗れないようですよ」と、ジョークも。
  「空港をつくるのは行政の仕事で、私たち民間の仕事は、訪れる人をもてなすこと。富士山静岡空港と名がつくからには、富士山が見えることが最大のもてなしですが、見えない日でも静岡の魅力を感じてもらえるよう努力したい」と、刻々と迫る“その日”に向けてさらなる意欲がうかがえました。



(07/12/15)


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