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草薙神社(くさなぎじんじゃ)

静岡市


▲日本武尊を祀る草薙神社。龍勢花火を見るなら神社裏の広場がおすすめだそう。昼打の部(龍勢)は午後3時〜5時の2時間に13発、夜打の部は午後6時から8時30分まで11発の花火を楽しめます。雨天の場合は23(木・祝)に


▲連絡手段として使われていたのろしが原形の龍勢煙火。昨年、静岡県指定無形民俗文化財に指定されました

日本武尊ゆかりの杜から秋の空に放つ勇壮な大龍勢

 なだらかな丘陵地帯に閑静な住宅街が広がる清水草薙地区。この地名の由来、ご存じですか。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東国征伐でこの地に来た際に草むらの中で火を放たれ、宝剣で草を薙ぎはらって難を逃れたところから「草薙」の地名がつき、剣も「草薙の剣」と呼ばれるようになったという話が伝えられています。その後、日本武尊の父にあたる景行天皇が行幸した際、息子の勲功の地に一社を建立し、草薙の剣を御霊代として日本武尊を祭祀し「草薙神社」と称したということです。草薙の剣は686年、天武天皇の勅命によって熱田神宮に移されましたが、草薙神社はその後も歴代皇室をはじめ、今川家、豊臣家、徳川家など歴代の武将に厚く崇敬されてきました。
 例大祭は毎年9月20日に行われ、元禄年間より上げるようになった龍勢煙火は、全国的にも有名な煙の花火。戦などで連絡手段として使われていた「のろし」が原形で、当時は昼は煙や布きれ、旗などを空中に漂わせ、夜は光で合図をし合ったといわれています。このことから昼のろしを「龍勢」、夜のろしを「流星」と区別しているのだとか。どちらも読み方は「りゅうせい」と共通。面白いですね。
 平成8年から、祭典日が平日の場合、龍勢煙火などの余興はその後の最初の休日に行われてきましたが、今年は祭典日が敬老の日にあたり、9月20日(月・祝)に秋季例大祭と余興の花火大会が行われます。龍勢保存会による木遣道中や子ども会の龍勢みこし道中が盛大に行われた後、お待ちかねの奉納花火大会。勇壮な草薙大龍勢を間近で楽しむなら早めに現地へ。交通規制が行われるため、公共の交通機関の利用がおすすめです。

(04/09/11)

■静岡市清水草薙349
 TEL
0543(45)8426

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